【大阪府委託】令和5(2024)年度 ブロック別啓発交流・相談会を開催しました

令和6(2024)年度 ブロック別啓発交流・相談会 開催ご報告


少人数でじっくりと情報交換や悩み・課題の共有を行い、よりよい事業作りに向けた方策を見いだす機会として、大阪府内の各ブロックで啓発交流・相談会を次の通り開催しました。


1.実施日時・場所、参加人数

 *いずれも開催年は令和6(2024)年、時間は14時~16時30分

(1)河内北ブロック 11月11日(月)四條畷市市民総合センター・四條畷市立公民館、5市、7人

(2)河内南ブロック 11月18日(月)松原市人権交流センター、3市・2町・1村、8人

(3)北摂ブロック 11月21日(木)池田市役所、6市、7人

(4)泉州ブロック 11月27日(水)岸和田市立公民館・中央地区公民館、5市・3町、8人



2.内容

(1)人権啓発支援事業に関する事業紹介と報告等

 事業紹介と「人権啓発に関わるアンケート」の報告を行いました。

(2)情報・意見交流と学びの共有

 小グループに分かれて、人権啓発担当課が実施している啓発の紹介(特徴、一押し)や業務における悩みや課題を出し合い、相互アドバイスの中で解決に向けた情報交換を実施しました。

(3)啓発に関する相談会

  相談者の悩みや課題等をお聞きし、対応しました。


3.参加者が得たヒントや工夫(今日の学び!いち押し)

 交流会の最後に啓発交流で学べたことや「いち押し!」の記入と発表をしていただき、市町村で取り組まれているたくさんの工夫やヒントを発見でき、得ることができました。ご記入いただいた内容は、次の通りです。今回は惜しくも参加できなかった自治体の皆様にも、参考となる情報がたくさんありますので、ご活用ください。

・審議会は年1回以上やる!!

・ポスターは文字少なく!!上1/3重要!!

・講師選びや、広報周知、課内や役所内だけで話しを聞いていると行きづまることもある。他市さんを参考にしたり、問い合わせたりが大事。

・講師+オープニングアクトとかで市で活動している団体等に出演してもらえることで新しい動員につながる!

・市内じゅん還バスでも広報してもらえること。

・自治会の掲示板を利用すること。

・イベントの取り組み方、対象者の工夫、人権に関するパネル展の借用先を聞くことができたこと

・人権ライブラリー

・講演会の講師等に選定について、ターゲットをしぼっていくとやりやすくなると感じました。

・講座開催の際、ターゲットを絞って、そのターゲットに届く部署と連携して集客を行うと効果的。

・まちづくり審議会の内容

・職員が少ないなか、色々工夫している内容、苦労話を聞くことができた。

・オススメの講師(絵本作家、ピアニスト)

・他の場所とジョイント

・オンライン講座の動画編集はケーブルテレビが安かった!

・パネル展を活用したい。従来からの発展バージョンをしたい。

・啓発の色々な工夫を聞けて良かった。人的余裕ができたら、真似したいです。映画「ズートピア」は人権問題の宝庫

・市民の集いの沢山の工夫出来そうなこと。

・悩みながら工夫しながら誠実に前に進もうとしている私達に拍手!サポートしてくださる人権協会の皆さんありがとう!

・人権協会の運営

・要約筆記

・インターネットモニタリングのことがきけてよかった

・講師の選定の仕方や広報のやり方を少し学べた。

・色々と他市の方々と情報共有でき、有意義な時間をすごせました。皆様から学んだ事を持ち帰り他の職員と共有したいと思う。ブロック別の交流会はOK!!

・人権のために皆、共通の課題に奮闘されていることがわかり、励まされました。 


4.参加者からの感想

 内容に対する評価として、「よかった(5)」~「よくなかった(1)」でお聞きしたところ、全ての参加者が(5)~(3)を選ばれ、高い満足度となりました。

 参加者から、次の感想やご意見をいただきました。

・啓発イベントの工夫(ポスターのデザイン、ターゲットの決め方など)の情報交換ができた。

・実施方法など工夫しておられた。インターネットモニタリングのことも聞けてよかったです。

・同じような課題を感じておられることが分かり、困まったときは、課内だけでなく、他市さんにお話をきくことも大事だと思った。

・人権の啓発について、課題観は似ている。各市町村は、人権協会に相談してみることが大事。

・各市町村さんで独自の工夫をしておられて、話を聞いているととても刺激を受けました。

・他市町村と意見を共有して、同じなやみや新たな発見があったこと

・各市の課題、人員体制のこと、金額的な内状を聞けたことが良かったです。みんさん苦労しているなあと思いました。

・自分の市ではやっていないことを知れてよかった。

・どの市も同じ悩みをかかえており集客の悩みが一番不安材料であると感じた。

・犯罪被害者支援、若者や新規層への啓発の広げ方、ネット上の差別への対応等、共通の課題を抱えながら、各自治体が工夫をされていて、色々と学びが多く、励まされました。

・グループワークが十分に時間があって、他市の方と交流できて、色んな情報を交換できてすごく勉強になりました。

・講演会の集客にどの市町さんも苦労されていることがわかり、本町でももっとアイデアの必要性をかんじました。

・いつも新しい発見がある。勇気づけられる

・各市の取組を聞いて、人権分野に対する興味が更にわいた。分野の広さを利用して、多くの参加者が集まる企画を考えたいと思いました。